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『くじけないで』柴田トヨさん
今年100歳のおばあちゃんの詩集を買った。
ベストセラーらしい。

 テレビやブログで色々な詩が紹介されている。タイトルの『くじけないで』や『貯金』など、心が折れそうな人を勇気づける詩が多い。
 なんだろう、このおばあさんの視点は、どっからくるんだろう、この言葉は。と思いながら最後まで読み終わった。そして、この詩が原点なのかな?と思った詩を一篇だけ紹介させてもらう


『九十六歳の私』

柴田さん何を考えているの?
ヘルパーさんに/聞かれて/こまってしまいました

今の世の中/まちがっている
正さなければ/そう思って/いたからです

でも結句溜息を付いて/笑うだけでした

柴田トヨ 『くじけないで』より

 詩には直接書いてないけど、反骨の人なんだろうと思った。
 今の社会を憂いているが、社会を変えることは難しい。今という生きづらい時代を生きる若者を少しでも勇気づけるために、自分に出来ることは詩を書くことと決めたような凄さがどの詩にもある。

 柴田トヨさんの詩で、死ぬことを思いとどまった人もいるだろう。投げ出しそうになった仕事場に戻った人も居るだろう。

 『今の世の中まちがっている』 わたしもそう思う。デモに参加したり、反××活動をしたりする。でも、もしかすると、社会を変えるのは、国や政治や経済ではなく、たったひとりの人の言葉だったり、詩だったりするのかもしれない。ひとつの言葉から、道徳観や価値観が変わって、社会が良くなったり悪くなったりするのかもしれないと思った。

 残念ながら政治家から心に響く言葉は、聞かれない。社会を変えるためには、税制や社会保障や経済政策よりも、誰の心にも響くわかりやすい本当の言葉ではないだろうか。

 宗教もなく大家族のつながりもなく、哲学もない私達だけど、心のよりどころは、お金だけではないはずだ。とトヨさんは、言っているような気がする。

徒然 | 【2011-01-11(Tue) 18:42:03】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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こちあか編集部

Author:こちあか編集部
にわか百姓です。
借りた田んぼと畑で少しばかりの米と豆と芋を作っています。食育や環境問題の講演会やセミナーの手伝いもしてます。貧乏暇なしです。

今、興味のあることは、NPOバンクと地域通貨。
今みたいに、あくせく働かなくても、みんな豊かに暮らしていた時代があったことを思い出しましょう。
なんで、こんなに働いているのに、生活が苦しいのか、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

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