2008年度全国の作況指数は「やや良」
民間調査会社の米穀データバンク(本社東京)が6日発表した。

よかった、よかった今年は、豊作たい。と思う米農家がどれくらいいるんだろう。

生産者米価(政府が買い入れる60キロ当たりの米の価格)は、1994年度22,000円、2007年度13,000円と年々下がっている。今年豊作だとまた下がるかもしれない。
去年の米農家の時給は、256円だとか、1日8時間×月20日働いたとして、160時間=月給40,960円。米農家を目指そうなんて普通の人は考えないですね。

市場原理主義という言葉があります。『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、「全てを市場に委ねれば公平さと繁栄が約束され、市場へのいかなる干渉も社会的幸福の減少につながるとする思想的立場」だそうですが、グローバル化した世の中で食料にこれをあてはめると、社会的幸福につながっていくと思えません。食料だけでなく、市場原理主義による国際的な競争で生まれるのは、格差と戦争だけだと最近思うようになってきました。

10Kg3000円の国産こしひかりと10Kg1500円の外国産こしひかりがあります。味も食感も全く同じ、農薬も肥料も全く同じだとすると、あなたは、どっちを買いますか?

農家は、米や野菜を作っています。市場に出る商品としては、米や野菜だけです。ただ、米や野菜の向こう側に田んぼや畑があり、里山や灌漑用の小川があったりします。その中で多様な生き物が生きています。温暖化防止・二酸化炭素削減に一役も二役も買っています。梅雨時期の田んぼは、ダムの役目をし洪水を未然に防ぎます。

「同じものなら、安いほうが良い。」確かにそうです。が、その商品の向こう側にあるものや意味を少し考えると、どっちが安いかの見かたも変わってきます。
お金は、大事です。なんでも買えますから。ただ、お金に価値があるのは、物が充分あるときだけです。これは、覚えておいたほうがいいですよ。

徒然 | 【2008-08-07(Thu) 13:35:06】 | Trackback:(1) | Comments:(0)
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作況指数とはWikipediaより -- 作況指数(さくきょうしすう、さっきょうしすう)とは、農作物のうち、主に穀類や豆類について、10a(アール)当たりの平年収量(平年値)を100として、当該年度産の収量を表す 指数である。作況指数は、10a当たり収量/10a当たり平均収量×...
【2008-08-09 Sat 13:35:03】 | WEBの情報缶!
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Author:こちあか編集部
にわか百姓です。
借りた田んぼと畑で少しばかりの米と豆と芋を作っています。

今、興味のあることは、UBI(ユニバーサルベーシックインカム)とSDGs(持続可能な開発目標)。
今みたいに、あくせく働かなくても、みんな豊かに暮らしていた時代があったはずなのに、いまはなんで、こんなに働いているのに苦しいのか、ちょっと立ち止まって考えてみようと

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